[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
洋画、洋ドラマ色々について腐的にブツブツいうファンサイト
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うわーんどんどん収集つかなくなってきたぞー
目指せラブラブ同居。ラブラブ同居…!!
任務報告は録音を再生するかのように淡々と続いた。
ハワードの両親を含めて、その数は十数件に上る。時折周囲の軍関係者などから質問や確認が入ると流れが中断するが、スティーブに促されるとそれらの詳細についても機械的に答えが返っていた。
「…妙だな」
何度か確認が繰り返された後、呟いたのはトニーだった。
「隠している様子はないのに、報告されないものがあるのは何故だ?」
「記憶にロックがかかっているのかもしれないわね」
視線を合わせないまま返したのはナターシャだ。
「あり得るな」
クリントも同意する。
どうもこの二人は先に気が付きつつ、トニーが口火を切るのを待っていたらしい。うまうまと乗るのも口惜しい気もしたが、放っても置けず尋ねた。
「というと?」
「知られても構わないミッションと、隠しておきたいものがあるってこと」
「以前から流れてた情報の量からいって、あんたの両親の件なんかは、どうぞ知ってくださいって類だよな」
「どういう意味だ」
トニーは低く唸るがエージェントたちはしれっとした顔をしている。
「捕虜にしたアメリカ兵にキャプテン・アメリカの産みの親を殺させたことは、むしろこちら側に教えたかったんじゃないの」
悪趣味だけどね、とナターシャが呟く。
「嫌がらせとしてはパンチが効いてる」
二重三重に苦しめようとしてくる敵の手に乗るな、冷静になれ。
そう言外に言われているのは分かったが、分かったからといって簡単に収まるものでもない。
だが、ナターシャたちの言う『ロック』の存在はすぐはっきりした。
報告の欠けた部分について追及を繰り返されたバーンズが、唐突に自決を図ったからだ。
座っていた強化スチールの椅子をいきなり叩き折ると、その切断面にむき出しの首を投げ出そうとする。もちろん隣にいたスティーブが咄嗟に止めたが。
「…ダイナミックだな」
「まず奥歯のカプセルを噛むかと思ったのに、気付いてたのかしらね」
毒物が仕込まれたカプセルは早い段階で発見され、強力な鎮静剤と交換済みだった。
止められたウィンターソルジャーは無表情に、自分自身を抹殺しようとする動きを続ける。
「バック!止せ!」
スティーブの言葉にも動きは止まらなかった。
「強い暗示みたいね」
「キャプテンを手伝った方がいいんじゃないか」
「どうやって」
見下ろす室内では、今度は義手で自分の首を握り潰そうとするバーンズをスティーブが羽交い絞めにして止めている。
「メタルアームじゃないことは分かってないのかしら」
超人二人が揉めている部屋に入る気は無いらしい連中を置いてスーツを着けに行こうとするトニーを、ローズ大佐が手で止めた。
「俺が行く。お前はお偉方の相手があるだろう」
ちらりと振り返ればたしかに部屋の中の半数以上は軍の関係者だ。
だが、大佐がウォーマシンで尋問室に入る前に、片手をまだ相手と繋いだままだったスティーブがバーンズの義手をもぎ取り、さらに蹴りだか拳だかで昏倒させた。
「………」
「……強烈だな」
キャプテン・アメリカは誰がどう見てもウィンターソルジャーに甘いが、幼馴染のバッキー・バーンズを傷つけようとする相手には厳しい。
意識を失って倒れたバーンズの頭を抱え上げて見上げるスティーブに、
『医療チームを入らせるから、彼を抑えてて』
とナターシャがマイクで告げた。
続く…
どーすんだ自分。
いや、なんでトニーの話を出したかは思いだした。
絶対漏らすなよってミッションもウィンソルにはあって、それを言わされそうになるくらいなら死ねって暗示をかけられてる&スターク夫妻殺害はバレたらバレたでokくらいの扱いだったんじゃないかしらと思ったんだ。
もう短く切ってばっかりだけど、いいのだ。